2012上野不忍華舞台　江戸伝統芸能　吉例第十三回

長唄女子東音会
東音：金子君子　他
鳴物：若山胤雄社中

東京芸大卒業の女子長唄演奏家（三味線）による邦楽のオーケストラです。長唄の名曲がメドレーで次々に登場します。
その江戸前の歯切れの良さ、又その音色の心地良さと、三味線音楽がこんなに楽しいものなのかとびっくりされることでしょう。
この舞台でもリクエストの多い人気演目のひとつです。

孔 得偉、徐 領義、楊 俊苓、田井弘子

諸般の事情により、休演とさせて頂きます。

平成十七年、梨園株式会社を日本に設立。現在、日本国内でイベント・テレビ・コマーシャルなど、多彩な活動をしています。
今回は元北京京劇院の役者徐領義・楊俊苓、元北方昆曲劇院の役者孔得偉など中国の一流芸術家の演舞をたっぷりとお楽しみ下さい。

藤山晃太郎一座

「水芸」は古くは「水からくり」と呼ばれました。江戸時代に音楽と振りが一体となり、美しい舞台を完成させました。
本日は平成二十四年まで三年連続で奇術協会ベストマジシャンに選ばれた藤山晃太郎の出演です。

立方：赤坂　育子、真希、真由、蓮子、明日香
立方：竜小太郎

赤坂名妓育子を中心に若手が加わり、それに人気上昇中の竜小太郎の出演です。
特に気品のある女形は人気が高く、唄に踊りに芝居にと、三拍子揃った小太郎と、赤坂芸妓の艶やかな舞台をお楽しみ下さい。

三遊亭円楽

昭和四十五年、五代目円楽に入門、楽太郎を名乗る。
昭和五十二年「笑点」のレギュラーとして、五代目と並んでお茶の間の人気者となり、昭和五十六年真打昇進。
平成二十二年、六代目三遊亭円楽を襲名。ＴＶ、ラジオ、映画、著作、「博多・天神落語まつり」のプロデュース等、多方面で活躍する落語界のリーダーの一人である。

立方：片岡愛之助

歌舞伎界期待の若き実力者として、着実にその活動を広げています。
本日、愛之助が演ずるのは、長唄の名曲「越後獅子」です。特に浜唄や晒しの相方の所など、どんな魅力のある舞台をみせてくれるか楽しみです。