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2013年 江戸伝統芸能「上野不忍華舞台」のご案内です。


2013年 上野不忍華舞台 江戸伝統芸能 吉例第十四回

《 開催概要 》
名 称 上野不忍華舞台 江戸伝統芸能 吉例第十四回
日 時 2013年9月18日(水)
昼の部開演:午後12時半
夜の部開演:午後5時
※雨天決行
会 場 上野公園不忍池畔 水上音楽堂
全席指定 3,000円
主催・後援 主催:上野観光連盟 TEL:03-3832-0084
後援:台東区
企画・製作:東京宣商

《 チケットのお求め 》
水上音楽堂 正面入口前特設チケット売場
8月17日(土) 午前9時〜午後4時
上野観光連盟 上野観光連盟事務所
8月20日(火)から9月13日(金)
  ※全席指定 3,000円
※枚数に限りがありますのでお早めにどうぞ。

《 お問い合わせ 》
上野観光連盟 台東区上野2-1-3 88ビル9階
TEL:03-3832-0084 (午前10時〜午後5時 土曜・日曜休み)
http://www.ueno.or.jp/

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《 総合司会 》 日本放送アナウンサー 増田 みのり

東京生まれ。平成12年ニッポン放送入社。学生時代にはチアリーダーに所属。更に元ミス東京・元きものの女王・日本けん玉検定一級というバラエティ豊かな経歴の持ち主。

日本放送アナウンサー 増田 みのり

一、『三味線音楽の華』

長唄女子東音会
東音:金子君子 他
鳴物:若山胤雄社中

東京芸大卒業の女子長唄演奏家(三味線)による邦楽のオーケストラで、今や上野華舞台の名物になった番組です。長唄三味線の豊かな表現力や文句なしの楽しさ演奏の素晴らしさは、皆様からお褒めの言葉を頂いています。
特に今年から毎回新しいものを取り入れ、より魅力的な演奏にして参りたいと思っています。どうぞお楽しみにお聴きください。

長唄女子東音会

二、舞踊『花吹雪』

城 火呂絵

幼少より習い事として日本舞踊の稽古に励む。宝塚音楽学校に入学し、その後宝塚歌劇団の一員として舞台に出演。宝塚歌劇日舞専科として「東宝歌舞伎」など外部でも活躍。平成8年・西川流の師範免許を許される。平成18年・宝塚歌劇団退団。現在多くの公演を行っている。
本日の演目は大和楽の「花吹雪」です。

城火呂絵

三、『八王子車人形』

西川古柳座

● 演目「二人三番叟」
寿三番叟は、能の「翁」を下敷きにした、天下泰平、護国安隠、五穀豊穫を祈るお祝の踊りで、舞台の幕開きに演じられます。田植えを舞う「揉みの段」と、鈴を持って種まきを舞う「鈴の段」からなりたっています。
さまざまな芸能に登場する三番叟は、人形浄瑠璃の場合「寿式三番叟」がもっとも完成された形の演目で、同じ義太夫の曲のまま「二人三番叟」として歌舞伎でも上演され有名です。
八王子車人形では、翁・千歳・三番叟のうち、後半の三番叟の舞を中心に「二人三番叟」「三人三番叟」「参宝三番叟」「寿式三番叟」に近い「寿五人三番叟」などを舞います。


● 演目「櫓のお七」
恋人に会いたさに放火して、火あぶりの刑に処せされた八百屋お七を扱った浄瑠璃。
八百屋九兵衛の娘お七は、恋人の小姓吉三郎が今宵、切腹せねばならぬ原因となった天国の刀の所在を知らせたいと焦ります。思いあぐねたお七は、町々の木戸を開くために、火刑覚悟で禁制の火の見櫓半鐘を打ち鳴らします。

西川古柳座

四、舞踊『江戸の賑わい』

立方:赤坂 育子、真希、真由、蓮子、明日香、こいく

東京赤坂の選りすぐった芸妓の出演で、江戸の芸妓の心を今に伝える皆さんの出演です。艶やかな舞台をお楽しみください。

赤坂芸妓連中

五、落語『お楽しみ』

三遊亭 圓歌

現在の落語界で、なにしろ一番面白いと定評のある落語家です。
「授業中」〜「中沢家の人々」と、常にその笑いにはエネルギーがあふれている。
今回の高座もお楽しみに・・・

三遊亭圓歌

六、舞踊『助六』

立方:中村 獅童

祖父は昭和の名女形と謳われた三世中村時蔵、父はその三男。叔父に映画俳優・錦之介、嘉葎雄。八歳で歌舞伎座にて初舞台を踏み、二代目中村獅童襲名。
歌舞伎役者である一方、映画「ピンポン」(02/曽利文彦監督)のドラゴン役で映画デビュー。日本アカデミー賞ほか名新人賞5冠を受賞し、一躍注目を集める。
ハリウッド進出初作品となるクリント・イーストウッド監督「硫黄島からの手紙」や、日本人として唯一出演した「レッド・クリフ」などがある。
映画のみならず、舞台、TVドラマ、ファッション、バンド活動など歌舞伎の枠を超え、そして日本のみならず世界に向け発進し続けている。
なお、歌舞伎・映画・NHK大河ドラマ「八重の桜」・NHK歴史教育番組「歴史にドキリ」に出演するなど、幅広い役柄をこなせる歌舞伎役者として人気が高い。
男らしい役を演じることが多く、今回の舞台では、江戸の男伊達「花川戸 助六」を踊る注目の舞台です。舞踊の中でも人気の高い長唄「助六」を初段で臨みます。
中村獅童の「上野不忍華舞台」は歌舞伎ファン必見。大いにご期待ください。

中村獅童
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